脂肪吸引後の内出血は術後1〜2日に現れ、青紫から緑・黄色へ色が変わり、2〜4週間で目立たなくなるのが一般的です。
この記事の要点
- 脂肪吸引後の内出血は術後1〜2日に現れ、青紫から緑・黄色へと色を変えながら、2〜4週間で薄れていくのが一般的な目安です。
- 色が最も濃いのは術後3〜7日で、太もも・ふくらはぎなど下半身は3〜4週間と長め、顔・あご下は1〜2週間と短めの傾向があります。
- 過ごし方の基本は圧迫固定の継続とビタミンC・タンパク質の摂取で、術後48時間程度は冷やし、温めるケアについては施術を受けたクリニックの指示を優先します。
- 時間が経っても色が濃くなり続ける、一部が硬く盛り上がって激しく痛む、熱感・赤み・発熱を伴う場合は、血腫や感染の可能性があるため受診します。
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脂肪吸引後の内出血はなぜ起こる?
脂肪吸引では、吸引管(カニューレ)を皮下に通して脂肪を取り除きます。この過程で毛細血管が傷つき、血液が皮下に漏れ出すことで内出血(皮下出血)が起こります。
- 原因:吸引時に毛細血管が傷つく
- 出る時期:術後1〜2日で現れる
- 誰に起こる:ほぼ全員(正常な経過)
- 消える:2〜4週間で自然に吸収される
脂肪吸引後の内出血は、吸引の際に毛細血管が損傷し血液が皮下に漏れ出すことで生じる正常な症状です。漏れ出した血液(ヘモグロビン)が分解・吸収される過程で、皮膚の色が青紫から緑、黄色へと変化していきます。通常2〜4週間で自然に消失するとされています。
出典:皮下出血の色の変化と吸収に関する一般的知見内出血は『血管が傷ついた証拠=失敗』ではありません。脂肪吸引で脂肪を取る以上、毛細血管が多少傷つくのは避けられないことで、ほぼ全員に起こる正常な経過です。漏れた血液は時間をかけて吸収されていきます(消えるまでの期間には個人差があります)。気になる場合は施術を受けたクリニックにご相談ください。
内出血の色の変化と消えるまでの期間
内出血は、血液が分解される過程で特徴的な色の変化をたどります。これは正常な吸収のサインです。
1〜2日
3〜7日
1〜2週
2〜3週
3〜4週
内出血の色の変化は、血液中のヘモグロビンがビリベルジン(緑)、ビリルビン(黄)へと分解されていく過程を反映しています。青紫→緑→黄色という変化は、内出血が正常に吸収されているサインです。
出典:皮下出血のヘモグロビン代謝に関する一般的知見『緑や黄色になってきて余計に不安』というご相談をいただくことがありますが、これは一般的な色の変化の流れとされています。色が変わるのは血液が分解・吸収されている証。色の変化が気になるときは、施術を受けたクリニックにご相談ください。
部位別・内出血の出やすさと期間
| 部位 | 内出血の出やすさ | 消えるまでの目安 |
|---|---|---|
| 太もも | 出やすい | 3〜4週間 |
| 二の腕 | やや出やすい | 2〜4週間 |
| お腹 | 中程度 | 2〜3週間 |
| ふくらはぎ | 出やすい | 3〜4週間 |
| 顔・あご下 | 出にくい | 1〜2週間 |
| 背中 | 中程度 | 2〜3週間 |
(正常な経過)
ピーク時期
までの期間
内出血の出方は部位や個人の血管の状態によります。太もも・ふくらはぎなど下半身は重力で内出血が下に降りてきて、足首付近に黄色いあざが出ることも。これもよくみられる経過とされています。顔は血流が豊富なため、比較的短い期間で薄れていくとされています。
内出血が気になる時期の過ごし方5つ
- 圧迫固定を続ける:クリニックの指示どおりに続けるのが基本とされています
- 術後48時間ほどは冷やす:その後に温め始める時期は、クリニックの指示に従います
- 無理のない範囲で動く:時期や強さは医療機関の指示に従います
- ビタミンC・タンパク質をとる:ふだんの食事で意識したい栄養素とされています
- インディバで深部から温める:温かさを感じながら過ごす時間に(抜糸前でも可・傷口は避ける)
術後すぐの時期は冷やすのが基本とされ、自宅で温め始める時期は、手術を受けた医療機関の説明を優先してください。内出血の消え方には個人差が大きく、インディバで消える時期が早まるものではありません。
内出血の時期はタイミングが大切です。インディバは深部から温めるケアです。抜糸前でも傷口を避けて受けられ、クリニックから温めを控えるよう言われている場合は、その指示を優先します。
内出血を目立たせない隠し方
- 太もも・お腹:パンツ・ロングスカートで完全カバー
- 二の腕:長袖・七分袖。夏もカーディガンを
- ふくらはぎ:パンツ・ロングブーツ
- 顔・あご下:コンシーラー(医師の許可後)・マスク
- 共通:黄色くなった段階ならコンシーラーで隠しやすい
内出血は服で隠せる部位がほとんどです。顔など隠しにくい部位は、傷が落ち着いてからコンシーラーでカバーできます(青紫より黄色の段階の方が隠しやすい)。露出する部位の手術は、長袖・パンツの季節を選ぶのも一つの方法です。
注意が必要な内出血のサイン
内出血のほとんどは正常ですが、以下の場合は医療機関に相談してください。
| サイン | 可能性 | 対応 |
|---|---|---|
| 一部が硬く盛り上がり激しく痛む | 血腫(血の塊) | 受診 |
| 熱感・赤み・拍動する痛み | 感染 | すぐ受診 |
| 時間が経っても濃くなり続ける | 出血が続いている | 受診 |
| 38℃以上の発熱を伴う | 感染 | すぐ受診 |
通常の内出血は『時間とともに薄くなる・色が変化する』ものです。逆に『どんどん濃くなる』『一部が硬く盛り上がって激しく痛む』場合は血腫の可能性があり受診が必要。熱感・発熱を伴う場合は感染を疑います。判断に迷ったら、施術を受けたクリニックに連絡してください。
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