屋外で、運動着で伸びをする女性(イメージ)
ダウンタイム

脂肪吸引後のセルフケアは何をする?
圧迫・マッサージ・生活の整え方と相談のサイン

脂肪吸引後のセルフケアは、指示どおりの圧迫、無理のない範囲で動くこと、食事・水分・睡眠が基本です。マッサージは自己流で強くしないこと。控えることと、医療機関へ相談するサインを整理しました。

読了時間:約10分 責任者:岡本 隼人

脂肪吸引の手術を終えて自宅に戻ると、クリニックで受けた説明のほかに、セルフケアとして何をすればいいのか、マッサージはしないといけないのかと迷うものです。

自宅のセルフケアの基本は、指示どおりの圧迫、無理のない範囲で体を動かすこと、食事と水分と睡眠の3つです。マッサージは「いつから・どの強さで」が医療機関ごとに違うため、自己流で強くしないでください。気になる症状があるときは、様子を見ずに手術を受けた医療機関へ。不安が強いときも、一人で抱えずに相談してください。

  • 自宅でやること・控えることの全体像(一覧表)
  • 圧迫着とマッサージを、指示の範囲で続けるときの考え方
  • 毎日・週1回・サロンに行く日の、1週間の組み立て例
  • 医療機関へ連絡したいサインと、サロンに相談できること

この記事では、自宅でできるセルフケアを説明しています。サロンでインディバを受ける場合の時期・時間・料金は、脂肪吸引後のダウンタイムケアにまとめています。

SELF CARE

脂肪吸引後のセルフケアは、何をすればいいですか?

基本は3つです。手術を受けた医療機関の指示どおりの圧迫、無理のない範囲で体を動かすこと、食事・水分・睡眠。これに「許可が出るまで控えること」を加えたものが、自宅でのセルフケアの全体像です。

どれも特別な道具や技術がいるものではありません。そのぶん、何をどこまでやればいいのかが分かりにくく、「もっと何かしないといけないのでは」と不安になりやすいところでもあります。まずは全体を一枚の表で見てください。

項目基本の考え方医療機関に確認しておきたいこと
圧迫指示された期間・時間帯・着け方のとおりに着ける。自己判断でやめない着ける期間、夜も着けるか、外してよい時間
動く・休む長時間同じ姿勢を続けず、無理のない範囲で歩く。疲れたら横になって休む運動や仕事を再開してよい時期
食事・水分・睡眠3食を抜かず、水分をこまめにとり、眠る時間を確保する飲んでいる薬との関係、飲酒を再開してよい時期
控えること飲酒・湯船やサウナ・負荷の高い運動は、許可が出るまで控える。マッサージは自己流で強くしないそれぞれを再開してよい時期と、その順番

表の右の列は、次の診察までにメモしておくと聞きもらしが減ります。説明書に書かれていることがあれば、そちらが優先です。方針はクリニックごとに違うため、インターネットで見た目安と指示が食い違うときも、指示に合わせてください。

予約の前に、LINEで相談できます

手術日・部位・クリニックから受けている指示を送ってください。いつから・何分がよさそうかを一緒に整理します。診断は行いません。抜糸前でも受けられます。傷口は避けて施術し、クリニックから温めを控えるよう言われている場合は、その指示を優先します。

GARMENT

圧迫着は、自宅で何に気をつければいいですか?

着ける期間、夜も着けるか、外してよい時間は、手術を受けた医療機関の指示が最優先です。つらくても自己判断でやめたり、きつさや種類を変えたりしないことが基本になります。

毎日、自分で見ておきたいこと

  • ずれやよれがなく、指示された位置に着けられているか
  • 縁の食い込みが強すぎて、痛みやしびれが出ていないか
  • 締めつけている場所の皮膚の色が、普段と違っていないか
  • かゆみ・かぶれ・水ぶくれが出ていないか

痛み・しびれ・皮膚の色の変化・かぶれが出たときは、我慢せずに医療機関へ相談してください。洗い替えや、暑さ・かゆみがつらいときの工夫は脂肪吸引後の圧迫着はいつまで?にまとめています。市販の着圧ソックスや補正下着で代わりにしてよいかも、使う前に医療機関へ確認してください。

サロンに行く日の圧迫着

施術のあいだだけ外してよいか、外してはいけないかは、術式と経過によって変わります。これを決めるのはサロンではなく、手術を受けた医療機関です。指示が出ていればご予約のときにお知らせください。まだ指示がなければ、次の診察などで確認しておいてください。当日の脱ぎ着や服装はインディバ当日の服装と持ち物にまとめています。

MASSAGE

マッサージはした方がいい?しないとどうなりますか?

しないとどうなるかは、手術の範囲や経過によって違うため、一律には言えません。マッサージをするかどうか、いつから・どの強さで行うかも、医療機関ごとに方針が違います。指示があればその範囲で行い、指示がなければ自己判断で強く揉まない。気になることがあれば、手術を受けた医療機関に相談する。この3つが基本です。

明るい部屋で瞑想する女性(イメージ)

インターネットで「しないと〇〇になる」といった情報を見ると、焦って強く揉みたくなるかもしれません。ただ、経過の出方は範囲や部位、体質によって個人差が大きいと説明されることが多く、ご自身の経過の見通しを説明できるのは、手術を受けた医療機関です。不安になったときほど、自己流で強くする前に確認してください。

指示をもらうときに確認したいこと

  • 始めてよい時期(まだ控える時期はいつまでか)
  • 1回の時間と、1日に何回行うか
  • 強さの目安(どこまでなら押してよいか)
  • 避ける場所(傷口のまわり、内出血が濃い場所など)
  • 保湿剤やオイルを使ってよいか
  • ローラーやマッサージ器などの器具を使ってよいか

自分で行うときに守りたいこと

続ける期間ややり方は、指示があればそれに従います。そのうえで、痛いほど強くしない、傷口の上をこすらない、ローラーやマッサージ器は使う前に医療機関に確認する、の3つを守ってください。行ったあとに痛み・腫れ・赤み・熱感が強くなるときは、いったん中止して医療機関に相談を。マッサージの考え方は脂肪吸引後のマッサージはいつから?やり方と強さでも取り上げています。

セルフケアについてご相談をいただいたときは、まず手術を受けた医療機関からどんな指示を受けているかを伺うようにしています。サロンのケアは、その指示の範囲に重ねて選ぶものの一つと考えています。

DAILY LIFE

寝方・食事・入浴・運動は、どう考えればいいですか?

共通する考え方は「医療機関の許可の範囲で、無理をしない」です。再開の時期はどれも手術の内容と経過で変わるため、ここでは考え方だけを短くまとめ、詳しい目安はそれぞれの記事に譲ります。

寝方

吸引した場所を下にして長く押さえ続けない向きを選び、クッションや丸めた毛布で姿勢を支えると過ごしやすいと言われます。部位ごとの姿勢は脂肪吸引後の寝方にまとめています。

食事・水分

3食を抜かずに、水分をこまめにとるのが基本です。塩分の多い食事が続くとむくみを感じやすいとも言われるため、極端な食事制限はせず、いつもの食事を少し薄味にするところから始めてみてください。食事や飲んでいる薬について指示があれば、そちらが優先です。詳しくは脂肪吸引後の食事はどうする?へ。

入浴

シャワー、湯船、温泉やサウナは、再開してよい時期がそれぞれ違います。傷の状態で変わるため、医療機関から許可が出た範囲で進めてください。段階ごとの目安は脂肪吸引後のお風呂はいつから?をご覧ください。

運動

歩くことは術後まもない時期から勧められることが多い一方、筋トレやランニングなど負荷の高い運動は、許可が出てから段階的に戻していくのが一般的です。翌日に痛みや腫れが強くなるようなら、負荷を下げて医療機関に相談してください。種目ごとの目安は脂肪吸引後の運動・筋トレはいつから?へ。

温めるケアを取り入れるか迷ったら

手術日・部位・いま気になっていることをLINEでお知らせください。診断は行いませんが、いつからどう過ごすかを一緒に整理し、医療機関に相談したほうがよいと考えられる場合はそうお伝えします。

WEEKLY PLAN

1週間は、どう組み立てればいいですか?

毎日やることは同じで構いません。そこに週1回の写真と、サロンに行く日があればその日の段取りを足すと、1週間の形になります。下の表は一例です。医療機関の指示と違うところがあれば、指示を優先してください。

いつやること(例)気をつけること
毎日・朝圧迫着の位置と締めつけを確かめる。水分をとる。体調をひと言メモする痛み・しびれ・皮膚の色の変化があれば医療機関へ
毎日・日中長時間同じ姿勢を続けない。無理のない範囲で歩く運動や仕事の再開は許可の範囲で
毎日・夜入浴は許可の範囲で。マッサージは指示があればその範囲で。眠る時間を確保する痛いほど強く揉まない
週1回同じ曜日・時間・場所・明るさで写真を撮る比べる相手は、先週のご自身
サロンに行く日予約時に手術日・部位・指示を伝える。指示が分かる説明書などを持っていく当日のお酒は控える。施術後はサロンでお水をお出しします
サロンに行かない日毎日のセルフケアをいつもどおりに行かない日に、特別なことを足す必要はありません

体調メモは「痛みの強さ」「気になった場所」「圧迫着を外していた時間」くらいの短いもので十分です。診察で経過を聞かれたときや、サロンに来ていただくときに、そのまま伝えられます。

写真は、経過を自分で追うための記録です。見た目の判断や仕上がりの見通しは、写真を持って手術を受けた医療機関に相談してください。サロンに通うかどうかは自由で、通わない週があってもセルフケアの基本は変わりません。

WHEN TO ASK

セルフケアだけで大丈夫か迷ったら、どこに相談すればいいですか?

体に気になる症状があるときは、手術を受けた医療機関へ。症状というより、経過への不安を誰かに話したい、自宅のケアに温めるケアを加えるか迷っている、というときは、サロンに相談するのも一つの方法です。

医療機関へ連絡したほうがいいサイン

次のような状態があるときは、様子を見ずに手術を受けた医療機関へ連絡してください。

  • 発熱がある
  • 傷の赤み・熱感・腫れが広がっていく、膿のようなものが出る
  • 痛みが急に強くなる
  • 片側だけが急に腫れる
  • 圧迫着を着けている場所に、しびれや皮膚の色の変化がある
  • マッサージのあとに、痛み・腫れ・赤みが強くなる

息苦しさ・胸の痛み・片脚だけの強い腫れと痛みなど急を要する症状は、夜間でも救急へ。

サロンに相談してよいこと

  • 経過への不安を、一人で抱えずに話したい
  • 硬さやつっぱりが気になり、温めるケアを取り入れるか迷っている(硬さの見通しそのものは医療機関へ)
  • サロンに行く日の圧迫着について、医療機関から受けている指示を先に伝えておきたい(外してよいかの判断は医療機関へ)
  • 通える曜日や、何分で予約すればよいかを、予約の前に相談したい(部位の配分は当日、状態を伺って決めます)

Blissでは診断は行いません。状態を伺ったうえで、医療機関に相談したほうがよいと考えられる場合はそうお伝えします。マッサージの強さや圧迫着をやめる時期は、手術を受けた医療機関に確認してください。

サロンのインディバを受けるかどうかの考え方は、脂肪吸引後のインディバは必要?にまとめています。

傷口やテープがある時期の受け方は、脂肪吸引の傷口・傷跡があってもインディバは受けられる?をご覧ください。

WHAT WE DO

Blissでは、セルフケア中の方とどのように進めますか?

Blissはサロンであり、医療機関ではありません。診断は行いません。自宅のセルフケアが基本で、Blissのインディバは、手術を受けた医療機関の指示の範囲に重ねて選べる温めるケアです。ご来店の際は、次のように進めます。

  • ご予約・ご来店時に、手術日・部位・範囲と、医療機関から受けている指示を伺います。説明書など、指示が分かるものをお持ちいただけると助かります
  • 抜糸前でも受けられます。傷口は避けて施術し、クリニックから温めを控えるよう言われている場合は、その指示を優先します。状態を伺い、当てる場所と時間を一緒に決めます
  • 傷口の上は避けて施術します
  • 温かさ・熱さは声をかけ合って加減を決めます。熱いと感じたら、すぐにお伝えください
  • 部位や時間の配分は、当日、状態を伺ってから一緒に決めます
  • 服装は自由で、施術用のお着替えがあります。施術後はお水をお出しし、当日のお酒は控えていただくようお伝えしています
インディバの施術の様子(お腹)

メニューと料金(税込)

時間目安の範囲初回通常
30分お試し・1箇所¥7,700¥7,700
60分1〜2部位¥10,500¥12,500
90分広い範囲¥15,000¥18,000
120分複数部位¥19,800¥23,500
150分複数部位〜全身¥24,000¥28,500

お支払いは1回ごとで、回数券やコース契約はありません。メニューの詳細はメニューと料金をご覧ください。

東京・六本木のインディバ専門サロンです。正看護師と、施術歴20年以上のセラピストが在籍しています。機器はINDIBAの最上位モデル EDNA PRO MAX(448kHzの高周波を使う温熱機器)。完全個室・完全予約制で、六本木駅から徒歩4分です。

迷ったら、時間だけ決めてご予約ください

EDNA PRO MAX・完全個室・六本木駅から徒歩4分。
部位や進め方は、当日、状態を伺ってから一緒に決めます。

よくある質問

しないとどうなるかは、手術の範囲や経過によって違うため、一律には言えません。マッサージをするかどうか、いつから・どの強さで行うかは医療機関ごとに方針が違うので、指示があればその範囲で行い、指示がなければ自己判断で強く揉まないでください。硬さやつっぱりなど気になることがあれば、手術を受けた医療機関に相談してください。
はい。脂肪吸引後の過ごし方の基本は、手術を受けた医療機関の指示どおりのセルフケアと、予定どおりの経過診察です。サロンに通わなくても、この基本は変わりません。経過で気になることがあれば、医療機関に相談してください。
医療機関から指定された圧迫着と、市販の着圧ソックスや補正下着は、圧のかかり方が同じとは限りません。代わりに使ってよいか、一緒に使ってよいかは、手術を受けた医療機関に確認してから決めてください。
術後の体に強い刺激を加えるのは避けてください。器具を使ってよいか、使うならいつから・どの強さかは、使う前に手術を受けた医療機関に確認してください。使ったあとに痛み・腫れ・赤みが強くなったときは中止して、医療機関に相談してください。
圧迫着を着ける期間やマッサージを続ける期間は、手術を受けた医療機関の指示に従ってください。経過診察で区切りを確認しながら進めるのが基本です。指示された期間を過ぎても気になることがあるときは、自己判断で続けたり強めたりせず、医療機関に相談してください。
比べるものではありません。基本は、手術を受けた医療機関の指示どおりのセルフケアです。サロンのインディバは、温めるケアを取り入れたい方や、経過の不安を話せる場がほしい方が追加で選ぶものです。受けるかどうかは、主治医の方針・体の状態・通いやすさで決めて構いません。

関連記事

この記事の責任者

岡本 隼人(株式会社Disport 代表取締役)
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)。Bliss インディバサロン 六本木と、パーソナルジム Disport World を運営しています。記事は編集部が作成し、公開前に代表が内容を確かめています。

施術を担当するのは、インディバの施術歴20年以上のKANAをはじめとするスタッフです。正看護師も在籍しています。美容医療のダウンタイム中の方や、渡韓で手術を受けた方にもご来店いただいている、完全個室・完全予約制のインディバ専門サロンです(インディバ最上位モデル EDNA PRO MAX を導入)。スタッフ紹介/編集方針

※Blissはサロンであり、医療機関ではありません。診断は行いません。本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療に代わるものではありません。術後の症状に不安がある場合は、施術を受けた医療機関にご相談ください。

LINEで相談相談無料 空き状況を見るホットペッパーで24時間予約