脂肪吸引のあと、拘縮の時期のマッサージが痛いと、このまま我慢して続けていいのか迷うものです。クリニックで受けるマッサージでも、自分で行うよう言われたマッサージでも、「痛い」と伝えていいのか、やめてもいいのかを一人で抱え込みやすいところです。
拘縮マッサージは、痛いほど強くしなければならないと一般に決まっているわけではありません。強さややり方は医療機関ごとに方針が違うため、痛みが強いときは我慢せず、その場で伝えるか、マッサージの指示を出した医療機関に相談してください。自己流で強くするのは避けてください。温めるケアを取り入れるかどうかは、別に考えて構いません(クリニックから控えるよう言われている場合はその指示を優先)。
- 痛いときに、状況ごとにまずすることと相談先(一覧表)
- 相談の前に確認しておきたい3つのこと
- クリニックで受けるマッサージ・自分で行うマッサージが痛いときの伝え方
- 医療機関へ連絡したいサインと、温めるケアを取り入れるときの考え方
この記事では、拘縮マッサージが痛いときに確かめたいことと相談先を説明しています。脂肪吸引のあとにインディバを受けられる時期と、当てる場所・時間の決め方は、脂肪吸引後のダウンタイムケアにまとめています。
脂肪吸引後の拘縮マッサージが痛いのは、普通のことですか?
痛みの感じ方には個人差があり、どのくらいの痛みまでなら普通と言えるかを、一律に決めることはできません。ただ、強い痛みを黙って我慢する必要はありません。痛みが強いときは、続ける前に伝えてください。
この記事でいう「拘縮マッサージ」
脂肪吸引のあと、吸引した場所が硬くなる、つっぱる、表面がボコボコするといった状態は、「拘縮」と呼ばれることが多いものです。この時期に行うマッサージを、ここでは拘縮マッサージと呼びます。クリニックで受けるものと、自宅で自分で行うよう言われるものがあり、呼び方や内容は医療機関によって違います。
拘縮の時期や程度には個人差が大きく、ご自身の経過の見通しを説明できるのは、手術を受けた医療機関です。経過の全体は脂肪吸引の拘縮はいつまで続く?部位別の経過にまとめています。
「痛い」と伝えることは、わがままではありません
痛みの程度は、強さややり方を考えてもらうための大切な情報です。遠慮して黙っているより、伝えたほうが相談を進めやすくなります。
痛みの感じ方は人によって違い、同じ人でも日によって違うことがあります。「前回は平気だったのに、今日は痛い」というときも、そのまま伝えて構いません。
痛いときに、まず何をすればいい?
状況ごとに、まずすることと相談先を一覧にしました。
| いまの状況 | まずすること | 相談先 |
|---|---|---|
| クリニックで受けるマッサージが痛い | その場で「痛い」と伝え、強さについて相談する | マッサージを受けているクリニック(不安が大きいときは主治医にも) |
| 自分で行うよう言われたマッサージが痛い | 痛みが強いときはいったんやめて、強さややり方を確認する | マッサージの指示を出した医療機関 |
| 指示がないまま、自己流で揉んでいる | いったんやめて、行ってよいかを確認する | 主治医 |
| ローラーやマッサージ器を使っていて痛い | 使うのをやめて、使ってよいかを確認する | 主治医 |
| マッサージのあとに腫れ・赤み・熱感が強くなる、発熱がある | 様子を見ずに連絡する(連絡したいサイン) | 手術を受けた医療機関 |
予約の前に、LINEで相談できます
手術日・部位・クリニックから受けている指示を送ってください。いつから・何分がよさそうかを一緒に整理します。診断は行いません。抜糸前でも受けられます。傷口は避けて施術し、クリニックから温めを控えるよう言われている場合は、その指示を優先します。
マッサージが痛いとき、まず何を確認すればいいですか?
確認したいのは、①誰の指示で行っているマッサージか ②指示されている強さ・時間・回数 ③痛む場所と痛みの出方の3つです。この3つが分かっていると、医療機関に相談するときに、いまの状況を短く正確に伝えられます。
① 誰の指示で行っているマッサージか
クリニックで受ける施術としてのマッサージなのか、自宅で自分で行うよう言われたものなのかで、相談する相手と伝え方が変わります。どちらでもなく、インターネットや口コミを見て自己流で始めた場合は、まず、行ってよいかどうかを主治医に確認してください。
② 指示されている強さ・時間・回数
説明書やメモがあれば見直して、強さ、一度に行う時間、回数や間隔について、どう言われているかを確かめてください。はっきり覚えていない項目や、説明を受けていない項目は、次に医療機関へ連絡するときに聞くこととして書き出しておきます。
指示と実際にしていることがずれていないかも、見ておきたいところです。気になって言われた回数より多く揉んでいた、自己判断で強くしていた、ということがあれば、そのまま伝えてください。
③ 痛む場所と痛みの出方
次のことをメモしておくと、相談するときに伝えやすくなります。
- どこが痛むか(吸引した範囲の全体か、一部分だけか)
- いつ痛むか(マッサージの最中だけか、終わったあとも痛むか、翌日も残っているか)
- 触らなくても痛むか
- 前回と比べて、痛みが強くなっているか
- 腫れ・赤み・熱感・しこり・内出血など、痛み以外の変化があるか
- どのくらいの強さで、どのくらいの時間、行っていたか
クリニックで受けるマッサージが痛いときは、どうすればいいですか?
我慢せず、その場で「痛いです」と伝えてください。強さややり方は医療機関ごとに方針があり、痛みの程度が分かると、その方針のなかで強さを相談しやすくなります。言い出しにくいときや不安が大きいときは、主治医に伝えて構いません。

その場で伝えるときの言い方(例)
- 「いまの強さだと、痛みが強いです」
- 「どのくらい痛くなったら、止めてもらえばいいですか」
- 「前回のあと、翌日まで痛みが残りました」
- 「痛みが強いとき、自宅で気をつけることはありますか」
短いひと言で十分です。痛みを伝えることは、マッサージをしている人への不満を伝えることとは違います。ご自身の状態を知らせる情報として、遠慮なく伝えてください。強さや進め方に納得できないときも、その気持ちを含めて主治医に伝え、話し合ってみてください。
マッサージのあとに痛みが強くなったときは?
受けたあとに痛みが強くなった、腫れや赤みが出てきたというときは、次の予約を待たずに、そのクリニックへ連絡してください。そのときの様子は、次回の強さややり方を相談するときの材料にもなります。発熱がある、腫れや熱感が広がっていくときは、連絡したいサインも確認してください。
マッサージが痛くてつらいというご相談には、まず、どこでどのような指示を受けているかを伺い、痛みのことはその指示を出した医療機関に伝えてください、とお答えしています。強さややり方を決めるのは、手術の内容と経過を知っている医療機関だと考えているためです。
自分で行うマッサージが痛いときは、続けてもいいですか?
痛みが強いときは、いったんやめて、指示を出した医療機関に確認してください。痛いのを我慢して続けたり、自己流で強くしたりするのは避けます。再開するかどうか、どの強さで行うかは、医療機関と相談して決めてください。
自分で行うときに守りたいこと
- 痛いほど強くしない
- 傷口の上をこすらない
- 指示された時間や回数を、自己判断で増やさない
- ローラーやマッサージ器などの器具は、使う前に医療機関に確認する
インターネットで見たやり方と、医療機関から受けた指示が違うときは、指示に合わせてください。マッサージの考え方は脂肪吸引後のマッサージはいつから?やり方と強さ、自宅でのケアの全体は脂肪吸引後のセルフケアは何をする?にまとめています。
やめたあと、医療機関に何を聞けばいい?
「まず確認したいこと」でメモした内容(どこが・いつ・どのくらい痛むか、どの強さで行っていたか)を伝えたうえで、次のことを聞いておくと、このあと迷わずに済みます。
- しばらくやめていてよいか
- 再開するなら、いつから・どの強さで行えばよいか
- また痛みが出たときは、どうすればよいか
- 避けたほうがよい場所はあるか
何を確認すればいいか迷ったら
手術日・部位・いま気になっていることをLINEでお知らせください。診断は行いませんが、いつからどう過ごすかを一緒に整理し、医療機関に相談したほうがよいと考えられる場合はそうお伝えします。
マッサージのあと、医療機関へ連絡したほうがいいのはどんなときですか?
次のような状態があるときは、マッサージを続けるかどうかを考える前に、医療機関へ連絡してください。マッサージが原因かどうか分からなくても構いません。経過の範囲かどうかを見分けるのは医療機関の役割で、ご自身やサロンが判断することではありません。
次のような状態があるときは、様子を見ずに手術を受けた医療機関へ連絡してください。
- 発熱がある
- マッサージのあとに、腫れ・赤み・熱感が強くなる
- 赤み・熱感・腫れが広がっていく
- 傷口から膿のようなものが出る
- しこりが急に大きくなる、一部分だけが急にふくらむ
- 痛みが急に強くなる
- 片側だけが急に腫れる
息苦しさ・胸の痛み・片脚だけの強い腫れと痛みなど急を要する症状は、夜間でも救急へ。
連絡するときは、「まず確認したいこと」でメモした内容もあわせて伝えると、状況が伝わりやすくなります。マッサージのあとに内出血が出た、広がったというときも、自己判断で続けたり強めたりせず、医療機関に伝えてください。迷ったときは、連絡して確かめるほうを選んでください。
しこりや硬さについての一般的な説明は脂肪吸引後のしこり|拘縮・血腫・漿液腫の見分け方にまとめています。ご自身の状態がどれに当たるかは、医療機関で確認してください。
温めるケアを取り入れたいときは、どう考えればいいですか?
温めるケアは、マッサージの代わりではありません。マッサージをどうするかは医療機関と相談して決め、温めるケアを取り入れるかどうかは、それとは別に考えます。クリニックから温めを控えるよう言われている場合は、その指示を優先します。受けるかどうかは、主治医の方針・体の状態・通いやすさで決めて構いません。
インディバ(INDIBA®)は、448kHzの高周波を使う業務用の温熱機器で、医療機器ではありません。Blissのインディバは温めるケアで、痛みや硬さを取り除くことを目的とした施術ではありません。受けるかどうかの考え方は、脂肪吸引後のインディバは必要?にまとめています。
受ける前に、主治医に確認しておきたいこと
- 温めるケアを控えたほうがよい時期があるか
- 避けたほうがよい部位(傷口のまわりなど)
- マッサージを続けている時期や、休んでいる時期に受けてよいか
- インディバを受ける日に、マッサージをしてよいか
- 施術のあいだ、圧迫着を外してよいか
施術中の温かさは、声をかけ合って決めます
インディバの施術中に感じるのは主に温かさで、感じ方には個人差があります。温かさ・熱さは声をかけ合いながら加減を決めます。熱いと感じたら我慢せず、すぐに伝えてください。その場で調整します。
しびれがある、触れたときの感覚が鈍いなど、感じ方がふだんと違う場所があるときは、施術の前に教えてください。感覚の変化については脂肪吸引後のしびれ・感覚の鈍さにまとめています。
冷やす・温めるの時期の考え方は、脂肪吸引後は冷やす?温める?で整理しています。
拘縮マッサージを続けている時期のインディバを、Blissではどう進めますか?
Blissはサロンであり、医療機関ではありません。診断は行いません。拘縮マッサージを続けている時期も、インディバは受けられます。状態を伺い、当てる場所と時間を一緒に決めてから進めます。傷口は避けて施術し、クリニックから温めを控えるよう言われている場合は、その指示を優先します。マッサージの強さややり方は、指示を出した医療機関にご相談ください。
- ご予約・ご来店時に、手術日・部位・範囲と、医療機関から受けている指示を伺います。マッサージについて指示を受けている場合は、その内容も教えてください。説明書など、指示が分かるものをお持ちいただけると助かります
- 避けるよう言われている部位があれば、医療機関の指示に従います
- 傷口の上は避けて施術します
- 温かさ・熱さは声をかけ合って加減を決めます。熱いと感じたら、すぐにお伝えください。感覚が鈍い場所は、施術の前に教えてください
- 部位や時間の配分は、当日、状態を伺ってから一緒に決めます
- 医療機関に相談したほうがよいと考えられる場合は、そのようにお伝えします
- 服装は自由で、施術用のお着替えがあります。圧迫着は着けたままご来店いただいて構いません
マッサージのあとに痛みが強い場所や、腫れ・赤みなど気になる変化があるときは、ご予約の前に、指示を出した医療機関に相談してください。

メニューと料金(税込)
| 時間 | 目安の範囲 | 初回 | 通常 |
|---|---|---|---|
| 30分 | お試し・1箇所 | ¥7,700 | ¥7,700 |
| 60分 | 1〜2部位 | ¥10,500 | ¥12,500 |
| 90分 | 広い範囲 | ¥15,000 | ¥18,000 |
| 120分 | 複数部位 | ¥19,800 | ¥23,500 |
| 150分 | 複数部位〜全身 | ¥24,000 | ¥28,500 |
お支払いは1回ごとで、回数券やコース契約はありません。メニューの詳細はメニューと料金をご覧ください。
東京・六本木のインディバ専門サロンです。正看護師と、施術歴20年以上のセラピストが在籍しています。機器はINDIBAの最上位モデル EDNA PRO MAX(448kHzの高周波を使う温熱機器)。完全個室・完全予約制で、六本木駅から徒歩4分です。
どのクリニックで手術を受けた方も、渡韓で手術を受けた方もご利用いただけます。初めての方の当日の流れはインディバの初回は何をする?をご覧ください。
迷ったら、時間だけ決めてご予約ください
EDNA PRO MAX・完全個室・六本木駅から徒歩4分。
部位や進め方は、当日、状態を伺ってから一緒に決めます。
よくある質問
