美容医療や温熱療法の現場で、他の追随を許さない圧倒的な支持を得ている「インディバ(INDIBA®)」。その核心は、世界特許を取得している独自の周波数と、それによって生み出される「内生熱」にあります。
インディバには「CAP(キャパシティブ)」と「RES(レシスティブ)」という2つのモードが存在し、これらを論理的に使い分けることで、表層から深部組織まで精密なアプローチが可能となります。
本稿では、テクニカルコンサルタントの視点から、インディバの物理学的メカニズムと各モードの特性を徹底的に解説します。CAP・RESの使い分けを理解することで、より効果的な施術を受けることができます。
1. インディバの独自性:「0.448MHz」と「ジュール熱」
インディバが他の高周波機器と決定的に異なる点は、0.448MHz(448kHz)という特定の周波数を使用していることです。
一般的な電子レンジ(マイクロ波)は約2,000MHz、携帯電話は900〜1,500MHzという非常に高い周波数を使用します。これに対し、インディバの0.448MHzはラジオ放送に近い非常に低い周波数帯です。この帯域は人体を構成する細胞の活動を乱すことなく、安全かつ効率的に組織を透過できる物理的特性を持っています。
外部加熱ではなく、細胞自身が発熱する「内生熱」
サウナや入浴などは熱源が体の外にある「外部加熱」であり、皮膚表面の血流によって熱が運び去られてしまうため、深部まで温めることは困難です。一方、インディバは高周波電磁波エネルギーを透過させることで、体内のイオン粒子を激しく振動させます。
- ジュール熱(摩擦熱):細胞同士の摩擦によって発生する熱を「ジュール熱」と呼びます
- 熱保持の持続性:体内で直接生成された「内生熱」は、血流によってすぐに冷めることがありません
- 深部加温効果:施術後も3〜4時間にわたって加温効果が持続するのが最大の特徴です
2. CAP(キャパシティブ・モード):浅層組織へのアプローチ
CAPモードは、主に水分含有量が多く、電気抵抗が低い「柔らかい組織」をターゲットにします。
ターゲット組織の物理的特性
電気を通しやすい性質を持つ組織(皮膚、血管、リンパ管、筋肉、軟部組織)に熱を集中させます。そのため、比較的浅い層に対して局所的・表層的に作用します。
主な効果
- セルライト改善:表層の凸凹した脂肪組織を緩和します
- 皮下脂肪の燃焼促進:皮膚直下の代謝を活性化します
- 筋肉の緩和:表面的な筋肉の緊張を解き、血行を改善します
- リフトアップ・引き締め:コラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌のハリを向上させます
「温かい手でマッサージされているような心地よさ」と表現される、リラクゼーション効果の高い体感が特徴です。
3. RES(レシスティブ・モード):深層組織と「深部加温」の本質
RESモードは、水分含有量が少なく、電気抵抗が高い「硬い組織」や「深層組織」をターゲットにします。
ターゲット組織の物理的特性
電気抵抗が高い組織(骨、関節、靭帯、厚みのある硬い脂肪)に作用します。インディバの代名詞である「深部加温」の真価を発揮し、広範囲にわたって深部から熱を拡散させます。
具体的なメリット
- 内臓脂肪の燃焼:生活習慣病の原因となる深い層の脂肪をターゲットにします
- 基礎代謝の向上:深部体温を3〜7℃上昇させることで、代謝率を劇的に高めます
- 冷えの根本改善:全身の血行を促進し、自律神経や免疫機能の向上に寄与します
- 関節・靭帯のケア:物理的なアプローチが難しい硬い組織に対しても、内側から熱を発生させます
身体の内側から「ぼわ〜」と熱が広がり、芯から温まるような独特の感覚が得られます。
4. 徹底比較:CAP vs RES モード別対照表
| 比較項目 | CAP(キャパシティブ) | RES(レシスティブ) |
|---|---|---|
| ターゲット深度 | 浅層(皮膚表面に近い層) | 深層(身体の奥深く) |
| 該当組織 | 皮膚・血管・軟部組織・筋肉 | 骨・関節・靭帯・厚い脂肪・内臓 |
| 物理的特性 | 電気抵抗が低い組織に作用 | 電気抵抗が高い組織に作用 |
| 主な美容効果 | セルライト改善・肌のリフトアップ | 内臓脂肪燃焼・体質改善・代謝UP |
| 作用の特徴 | 局所的・表層的なアプローチ | 広範囲・深部的なアプローチ |
| 最新エビデンス | 代謝促進・老廃物排出 | 新規の脂肪細胞形成の抑制 |
5. 【最新エビデンス】非熱作用による脂肪細胞への影響
インディバの真の優位性は、熱を発生させない「非熱(サブサーマル)」状態でも、電流そのものが細胞に生物学的影響を与える点にあります。
ヒト幹細胞を用いた医学的研究により、448kHzの電流自体が細胞膜電位の平衡を整えることが実証されています。具体的には、ADSC(脂肪由来幹細胞)に対して以下の反応を引き起こします。
- p-MEK1/2の活性化:細胞増殖に関わるシグナル伝達を調整
- PPARγの抑制:脂肪分化に必須な受容体を核から細胞質へ移動(トランスロケーション)させ、その機能を不活性化
これにより、ヒト幹細胞が脂肪細胞へ分化するのを抑制し、既存の脂肪細胞の肥大化・蓄積を防ぐという、他の温熱機器にはない「アンチアディポジェニック(抗脂肪形成)」効果が確認されています。
6. 相乗効果:なぜ「両方のモード」を組み合わせる必要があるのか
理想的な結果を得るためには、CAPとRESを戦略的に組み合わせる「オーダーメイドな施術」が不可欠です。
脂肪吸引後のアフターケア(ダウンタイムケア)
特に美容整形の術後ケアにおいては、回復のステップに合わせてモードを使い分けます。
「非熱(サブサーマル)モード」を中心にRESを使用。内出血、腫れ、痛みの原因となる炎症物質・発痛物質の排出をスムーズにし、傷ついた組織の修復を加速させます。
「温熱(サーマル)モード」でCAPとRESを併用。組織が硬くなる「拘縮」や、つっぱり感、表面の凹凸に対し、深部から組織を柔らかくほぐすことで、なめらかで美しい仕上がりへと導きます。
7. まとめ:健康寿命の延伸と美容の融合
インディバは単なる痩身機器ではなく、QOL(生活の質)の向上を目的とした「予防医学」的な側面を持つデバイスです。
インディバ・ジャパンが提唱する「一石三鳥戦略」
「健やかに美しく」
「いつまでも若々しく」
そしてそれらの相乗効果によって
「健康寿命の延伸」を叶えること
冷え、脂肪、術後ケア、慢性的な疲労など、ご自身の悩みに合わせて最適なモード配分を受けることが、インディバの物理学的・生物学的な恩恵を最大限に享受するための鍵となります。信頼できる専門家のアドバイスに基づき、細胞レベルでの体質改善を始めてください。
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